プロテインの価格が商品によって違うのはなぜ?安くて良質なプロテイン選びのコツ

基礎知識

プロテインは需要の高さから、粉末タイプ、ドリンクタイプ、ゼリーなど、さまざまな種類が登場。購入チャネルも、スーパーやコンビニエンスストア、オンラインと、手軽で多様です。一方でその価格を見ると、メーカーや種類によって大きく異なり、「同じプロテインなのになぜ…」と疑問に思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、プロテインの価格が商品によって違う理由や、コスパの良いプロテインを選ぶポイントをご紹介します。

プロテインとは?

プロテインとは、直訳すると「たんぱく質」のことを指します。プロテインと聞くとサプリメントの名称と思っている方も多いですが、実は栄養素の名前のことを表すのです。ギリシャ語の「proteios」という言葉が語源で、「最も大切、第一の」といった意味合いを持ちます。

たんぱく質は、筋肉、臓器、血液、皮膚、髪などを作るための栄養素です。語源の通り、私たちの体において、なくてならない存在といえます。

たんぱく質は、肉、魚、大豆製品、乳製品などに含まれており、私たちは普段の食事から自然に摂取しています。しかし、現代人は食生活が乱れる方も多く、たんぱく質が不足しがちです。こうした背景もあり、たんぱく質を主成分とした栄養補助食品・サプリメントのことを「プロテイン」と呼ぶのが一般的になっています。

参考元:厚生労働省-1−2 たんぱく質

日本におけるプロテイン市場の現状

日本のプロテイン市場は、2021年時点で5億4,476万米ドルを突破。2026年には5億8,833万米ドルにまで成長すると予測されています。コロナ禍を経て人々の健康意識が高まり、プロテイン摂取の目的が多様化。活発なトレーニングを行う20~40代の男性だけでなく、今や全世代、性別問わず日常的に摂取している方が年々増加しており、右肩上がりの市場成長が見込まれています。

プロテイン市場でとくにいま注目を集めているのが、植物性たんぱく質を原料とするプロテインです。植物性たんぱく質とは、大豆・大豆製品に含まれるたんぱく質のことで、こうした大豆由来のものをソイプロテインといいます。

日本ではいま、自然や環境への配慮から「オーガニック」「サステナブル」といったワードがトレンドです。「自然で健康に役立つ」といった製品コンセプトがヒットしています。

参考元:Mordorinte ligence-日本のプロテイン市場規模・シェア分析-成長動向と予測

プロテインの価格が商品によって違うのはなぜ?

プロテインの需要が高まり、比例するようにさまざまな商品が登場していますが、価格には高低差があります。同じプロテインにも関わらず価格に変動が見られるのは、たんぱく質の種類が主な理由です。

プロテインには、前述した植物性たんぱく質を原料とするソイプロテインの他、動物性たんぱく質を原料とするホエイプロテインやカゼインプロテインがあります。そのうち、低価格で市場に出回るのはソイプロテインです。大豆は肉や魚、乳製品などよりも容易かつ豊富に原料を入手できます。そのため、安価なものが多い傾向にあるのです。また、配合されている原料やその量によっても価格が左右されるため、商品によって値段が大きく異なる理由となっています。

価格が安くて良質なプロテインを選ぶポイント

プロテインを継続して摂取し続けるには、飲みやすさや味はもちろん、価格の安さも重要です。ただし、価格だけを基準に選んでしまうと、効果が伴わないこともあります。

価格の安さは押さえつつ、効果も実感できるプロテイン選びのポイントは2つです。

① たんぱく質含有量と価格を比較する

たんぱく質含有量とは、摂取したプロテイン量の中で、どの程度たんぱく質が含まれているのかを表した数値のことです。たんぱく質含有量が高ければ、プロテイン摂取量が少なくても、たくさんのたんぱく質が摂取できます。

商品の価格は安いものの、たんぱく質含有量が低いとコスパが悪くなってしまいます。プロテインを選ぶときは、価格とたんぱく質含有量を比較して決めると良いでしょう。

② 添加物の有無をチェックする

プロテインに期待される目的が多様化している今、追加でさまざまな栄養素が添加されている商品があります。例えば、エネルギー代謝を高める栄養素や、脂肪燃焼を助ける栄養素などです。こうした栄養素は、たんぱく質とともに摂取することで効率の良い体づくりをサポートする一方、すべての目的に対して効果を発揮するわけではありません。
プロテイン摂取の目的に合わない添加物が入っていると、効果を実感しづらいだけでなく、価格が高く損するケースも。添加物の有無を確認し、自身の目的と照らし合わせて購入を検討しましょう。

まとめ

プロテイン選びにおいて、価格の安さは継続して摂取するうえで重要なポイントといえますが、「なぜプロテインを摂取するのか」という前提となる目的がなによりも大事です。目的と価格を照らし合わせて、納得のいくプロテイン選びをしましょう。

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